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例により、また土日を使った小旅行で今度は長崎に行ってきました。

なんといっても長崎は函館、神戸と並んで日本3大夜景の一つで、東京タワーと同じ高さの標高333mの稲佐山山頂から眺める景色は一見の価値ありです。神戸は華やかさ、函館はその地形を特徴としていますが、ここは湾と丘陵地帯が織りなす清楚で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

翌日は、まず平和公園・原爆資料館を訪れました。以前、広島に行った時のことが思い起こされますが、こういった地を訪れるたびに、戦争の悲劇を繰り返してはならないという思いで胸がいっぱいになります。
次にイギリス人商人グラバーが住んでたとされ、世界遺産の構成資産であるグラバー園や大浦天主堂を訪れ、鎖国時代に唯一西洋との貿易の窓口になっていた出島の復元地を観光した後、午後には日数に制限があるため、佐世保にあるハウステンボスに向かいました。

ここは、オランダの街並みを再現した花と光のテーマパークです。異国情緒を味わえ、夜はイルミネーションが大変綺麗です。翌日は幾つかのアトラクションを楽しみ、午後には九十九島遊覧に向かいました。

西海国立公園にある九十九島は佐世保港の北から25㎞に渡り島が点在する海域で、島の密度は日本一といわれています。実際には208個もの島があり、遊覧船に乗り50分程度かけそこを巡ります。その後乗船所に併設する水族館「きらら」に立ち寄り、イルカショー等を見学した後佐世保港に向かいました。

私は佐世保を訪れるのは初めてですが、生前母は祖母が佐世保出身だったため、もう一度行きたい行きたいと常々言っていました。しかしながら、夢叶わず他界してしまいました。佐世保港から夕陽を眺めつつそんな想いを馳せ東京に帰ってきた旅でした。